FAIRY†SONG
「‥まじかよ‥(泣)」
ラルドは嘆いた
そう、視線の先には‥
「木よりでかい猿なんてみたことねぇよ、俺」
「なんだか‥ごつごつしてるねぇ〜」
コルトは動物好き
あまり恐怖は感じてないようだ
「猿なの?あれ?絶対違う。顔がほら‥‥」
エルアが指差した先
木の上から頭が見えた
「「猪ーっ!!???」」
「ブタさんだねぇっ」
アルとラルドは同時で叫び
コルトはのほほんと呟いた
「体が猿で頭が猪。あー‥嫌な予感する‥」
エルアが言うと
魔物は、突進を開始
「構えろ。来るぞ。神子、下がれ。」
「は‥はいっ」