FAIRY†SONG
「準備は整えていた方が良さそうだな。ラルドとアルは街で待っておけ」
「なんでだよ!」
シドの言葉にラルドは
席を立って言う
「‥死ぬぞ」
「死なねーよ」
「足手まといにはなるなよ。死ねば置いていくだけだ」
そういってシドは
自分の部屋に入っていった
「シドさん、かっこいい‥」
「「「エルア!!!???」」」
「み‥みんなで突っ込まないでよ‥ただ言っただけだって!」
「エルア、あたし知らなかったよー‥年上が好みなんて‥」
「コルトまでなに言ってんのっ!!」
ラルドとアルは
笑いを堪えきれず
吹き出して笑った
アウラはその様子を見て思った
ラルド達が来たことは
コルトとエルアにとって
良いことだったのかもしれない
私達では、この2人の笑顔を
作り出すことはできない、と