FAIRY†SONG

「ここじゃないですよね、シーヌさん。謳う場所は‥」

コルトが問いかける


『力は返した。だが返しただけでは目覚めない。今からお前達に試練を与える。この試練が終われば謳の祭壇で神子は謳うことができる』




「試練だってよ、アル!」

ラルドは目を輝かせた


「‥嫌な予感しかしないよ〜‥」
アルは肩を落とした

アルは感じていた
大きな力の塊を




『ただし、竜騎士はこの試練に参加できない。』


「‥え‥?」



『神子の力は謳の祭壇で謳うことで目覚めるが、竜騎士は違うのでな。まぁ‥まずは着替えてもらおうか‥』



「‥"着替える"‥?」



エルアは光に包まれると
服が変わった



「ちょっとまってよ‥これ‥えぇ‥?」



エルアが苦笑いを浮かべた

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