FAIRY†SONG
「ラルド‥」
「なっ‥なんだよ、アル‥」
「変態」
「なっ!!!」
アルの冷めた目は
ラルドを見ていた
『さぁ、お前たちも構えろ。私はこの先で待つ。これを倒せば謳の祭壇へ続く扉が現れる』
シーヌは光に包まれて消えた
その代わり現れたのは
竜のような魔物
「強そうだな」
「足手まといになるなよ?」
エルアがいない今
前線で戦うのはラルドとシド
「当たり前だっ!」
ラルドは剣を構えて、
笑顔で言った
「それでいい。いくぞ!」
「あぁ!!!」