FAIRY†SONG


「ラルド‥」

「なっ‥なんだよ、アル‥」



「変態」



「なっ!!!」


アルの冷めた目は
ラルドを見ていた





『さぁ、お前たちも構えろ。私はこの先で待つ。これを倒せば謳の祭壇へ続く扉が現れる』




シーヌは光に包まれて消えた


その代わり現れたのは
竜のような魔物








「強そうだな」

「足手まといになるなよ?」



エルアがいない今
前線で戦うのはラルドとシド




「当たり前だっ!」


ラルドは剣を構えて、
笑顔で言った



「それでいい。いくぞ!」



「あぁ!!!」
< 94 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop