無愛想な彼


「すごい雨だね。」



私達は、公園の屋根の下のベンチで雨宿り。



「ああ。寒くないか?」



「平気だよ。宏太こそ、寒くない?」



「ああ。」



宏太がこっちを見て微笑んだ。



--ドキッ



えっ?



今、ドキッて…。



.
< 20 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop