何色?キミ色、恋の色。 ①
そんなこんなで大分時間が過ぎた。
私達は地下鉄で地下街へ行った。色々見た。
そのウィンドーに目が食いついた。
そこに飾られていたのは、ピンクと赤の指輪だった。
『それ…欲しいわけ?。』
「うーん…欲しいけど高いし…。」
『それにハマって取れなくなったら困るモンな?。』
「酷ーい!!じゃーやめるもん。」
ふいっと頬を膨らまし、ネックレスを見に行った華那。
「遅いよ?何処見てたの?。」
そう、さっき以来、龍弥が何処かへ突然消えて
やっと帰ってきた。
『あぁーごめん。何か見てた。』
「なんかって!!。」
楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。気が付けばもう8時だった。
龍弥と出かけると言ったものの、中学3年の子供がこんな時間に
遊んでたら危ない…。
「もう…帰らないと…8時だよ?。」
『あぁ、家まで送るよ。』
「楽しい時間は…すぐ過ぎるね??。」
『華那らしくないわ。その発言。もっと一緒に居たいの?。』
「そうだよ?。でも、心配するから。」
私達は握っていた手を離した。
『明日も会えるだろ?。』
「会えるけど…。」
『わがままだなー。何か不安でもあんのか?。』
「べ・別に…大丈夫だよ。」
気が付けばもう家の前まで来てた。
やっぱり時間は早い。
「じゃ…私帰るね?。」
『待って!!。左手出して??。』
そう言うと龍弥は私の手を掴みポケットから
銀の輝いた物を取り出した。
「これ…さっき私が…。」
『華那は何気にモテますから…俺が居ますよっていう印。』
「龍弥…ッ。ありがとう!!。大好きだよ!。」
『俺もだよ。当たり前だろ??。』
「絶対大事にするから。」
『おう。じゃねーと困る。じゃッおやすみ。』
「おやすみ…龍弥…。」
そして私は帰ってからも、お風呂に入るときも、寝るときも
ずっと指輪をしていた。
鏡に映るとついついにやけてしまう。
「龍弥ったら…どんだけ私の事好きなのさ…。」
なーんて1人言も言ってしまってた。
ホント女子が龍弥に惚れちゃう理由が分かったよ。
見た目は本当、不良そのもの。なのに性格は顔と全く逆。
優しくて、いつでも私が1番らしく、かっこいい。
私達は地下鉄で地下街へ行った。色々見た。
そのウィンドーに目が食いついた。
そこに飾られていたのは、ピンクと赤の指輪だった。
『それ…欲しいわけ?。』
「うーん…欲しいけど高いし…。」
『それにハマって取れなくなったら困るモンな?。』
「酷ーい!!じゃーやめるもん。」
ふいっと頬を膨らまし、ネックレスを見に行った華那。
「遅いよ?何処見てたの?。」
そう、さっき以来、龍弥が何処かへ突然消えて
やっと帰ってきた。
『あぁーごめん。何か見てた。』
「なんかって!!。」
楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。気が付けばもう8時だった。
龍弥と出かけると言ったものの、中学3年の子供がこんな時間に
遊んでたら危ない…。
「もう…帰らないと…8時だよ?。」
『あぁ、家まで送るよ。』
「楽しい時間は…すぐ過ぎるね??。」
『華那らしくないわ。その発言。もっと一緒に居たいの?。』
「そうだよ?。でも、心配するから。」
私達は握っていた手を離した。
『明日も会えるだろ?。』
「会えるけど…。」
『わがままだなー。何か不安でもあんのか?。』
「べ・別に…大丈夫だよ。」
気が付けばもう家の前まで来てた。
やっぱり時間は早い。
「じゃ…私帰るね?。」
『待って!!。左手出して??。』
そう言うと龍弥は私の手を掴みポケットから
銀の輝いた物を取り出した。
「これ…さっき私が…。」
『華那は何気にモテますから…俺が居ますよっていう印。』
「龍弥…ッ。ありがとう!!。大好きだよ!。」
『俺もだよ。当たり前だろ??。』
「絶対大事にするから。」
『おう。じゃねーと困る。じゃッおやすみ。』
「おやすみ…龍弥…。」
そして私は帰ってからも、お風呂に入るときも、寝るときも
ずっと指輪をしていた。
鏡に映るとついついにやけてしまう。
「龍弥ったら…どんだけ私の事好きなのさ…。」
なーんて1人言も言ってしまってた。
ホント女子が龍弥に惚れちゃう理由が分かったよ。
見た目は本当、不良そのもの。なのに性格は顔と全く逆。
優しくて、いつでも私が1番らしく、かっこいい。