恋のMELODY
へっ・・・?
「はぁ・・・?」
思わず間抜けな声が出てしまった。
それでも真剣な瞳で見つめてくる瑠真にドキっと心臓が高鳴った。
「瑠真~本気で言ってんのか?!」
「おぉ。なんかもんだいかぁ??」
「もんだいは・・・別にねえけどよ~」
「じゃあいいじゃねーか」
「っにしてもなんだよ急に??」
「急にも何も・・・俺はこの女に惚れた。それだけだぜ?」
「かっこいいこったなぁ~・・・」
勝手に話が・・・
私があの人の女に・・・??
父上を殺した・・・張本人の・・・女になんか・・・