恋のMELODY




どうしよう・・・



「柚様!!!」



先に口を開いたのは永朋様だった。



「は、はい!!」



永朋様の勢いに押されついつい声が大きくなってしまった。




「この前のお話・・・考えていただけましたか?」




「えぇ・・・っと・・・まだ・・・すみません!!」



バッと頭を下げお詫び申した。




「ぁ、頭をあげてください!!すみません、ちょっと焦ってしまっていました」



「いえ、そんな・・・」






正直・・・



永朋様と祝言をあげたいという気持ちはない・・・。







< 43 / 105 >

この作品をシェア

pagetop