恋のMELODY
どうしよう・・・
「柚様!!!」
先に口を開いたのは永朋様だった。
「は、はい!!」
永朋様の勢いに押されついつい声が大きくなってしまった。
「この前のお話・・・考えていただけましたか?」
「えぇ・・・っと・・・まだ・・・すみません!!」
バッと頭を下げお詫び申した。
「ぁ、頭をあげてください!!すみません、ちょっと焦ってしまっていました」
「いえ、そんな・・・」
正直・・・
永朋様と祝言をあげたいという気持ちはない・・・。