恋のMELODY





また静かな沈黙が続いた。




風の流れる音、小鳥の鳴き声、川の水の流れる音。



すべての自然の音が大きく聞こえる。





チラッと視線を永朋様のお顔に向けた。





「・・・」






顔をりんごのように真っ赤に染めキョロキョロしている。



キョロキョロしたいのは私のほうなんですが・・・。














帰りたい・・・。




郁・・・






郁の馬鹿・・・!!









「お?柚じゃねーか♪」



















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