恋のMELODY
「紹介するよ柚様!」
霞が立ち上がっていった。
「まず1番右側にいるのが疾風」
「よろしくね姫様♪」
「は、はい…」
疾風様に目を向け一応返事をした。
「そんでそっちが強羅」
「強羅だ。よろしくな姫さん」
「は、はい!こちらこそ…?」
私の頭に手を置いている男が手をどかしながら言った。
殴ったのは強羅様。
名からして…
力がお強いようで…
「こいつが力丸」
「力丸だ」
「んで、あたしが霞」
「…柚です」
一通り終わったのだろうか?
霞様はニコッと微笑んだ。
この人たちは何を考えている…?
殴ったりさらったり、優しくしたり。