Love Forever
「ねぇ・・・潤!」

今度はちょっと大きな声で言ってみた。

「・・・・・・」

やっぱ反応がない。

こっちは腕の中だから、
潤の表情がどんなものか
わからない。

だんだんムカついてきた。

あたしは、精一杯の告白をしたつもり。

でも返事が来ない。


ったく・・・何なの?!

限界です。

「ねぇ!潤!!何か言ってよ!!」

さっきよりも大きな声だった。

そしたら、やっと潤の口が開いた。



「俺は・・・・」
< 129 / 210 >

この作品をシェア

pagetop