Love Forever
「ただいま~」

浮かれた気分でリビングに行くと、
そこには優ちゃんがいた。

「優ちゃん!!」

「亜月~何か久しぶりだな!
 今日は花火行ってたんだって?
 仲いい友達はできたか?!」

「うん!!できたよ!!
 それと・・・彼氏もできた!
 あ、お父さんにはヒミ・・・」

そこまで言いかけたとき・・・

優ちゃんの表情がおかしかったように見えた。

「優ちゃん?!」

「あ・・・ごめんごめん。
 彼氏か・・・
 亜月ももうそんな年なんだな・・・
 今日の花火は彼と?」

「うん!!そうだよ」

「そっか・・・その彼と幸せに」

そのあと、あたしの頭をクシャっとなでで、
優ちゃんは帰っていった。

「ごはんはーー?」

と言う、お母さんの質問に、

「いいです」

それだけ答えて・・・。



何か今日の優ちゃん・・・

おかしい・・・。
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