Love Forever
「優ちゃん・・・?」

あたしは中へと入っていく。

昨日から、
お父さんとお母さんは旅行に行ってるらしい。

だから、この家には優ちゃんひとり・・・

のはず。

2階の優ちゃんの部屋へと足を進める。


・・・真っ暗だった。


「優ちゃん?」

もう一度、呼んでみる。


顔を近づけてみると・・・


―――スゥースゥースゥー・・・


寝息が聞こえた。

寝ているみたいだった。

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