Love Forever
先に沈黙を破ったのは優ちゃんだった。

「ごめん」

謝られた。

「何が?」

わかっているのに聞いてしまう。

嫌な女。


「この前・・・その・・・
 いきなりあんなことして・・・
 嫌だったろ?」

「ううん。嫌・・・とかじゃなくて、
 ・・・何で?」

理由が知りたいだけ。


「・・・亜月、俺な―――」
< 174 / 210 >

この作品をシェア

pagetop