Love Forever
あけると・・・亜月だった。

「優ちゃん・・・あのね」

俺の顔を見るなり言う。


「あがって」



レモンティーを持って部屋に上がる。

亜月の好きなレモンティー。

いつもここには置いてある。

いつ来ても、いいように・・・。

部屋の亜月はおとなしかった。

いつもなら、うるさいぐらいに話すのに。

この沈黙が痛い。


もう言いたいことはわかっていた。

なんとなく、もしかしたら来るかも・・・って

そう思っていたから。

だから、自分から行動ができなかったのか?

それなら・・・情けねぇな。

俺は亜月に頼りっぱなしだ。
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