Love Forever
今は軽ーくお化粧してるとこ。


コンコンっ――


「亜月、入るよ」


そう言って部屋に入ってきたのは
幼なじみの優ちゃん。


「遅れるよ?」


そう言った優ちゃんはあたしの髪を
綺麗に巻きはじめた。

優ちゃんは、たぶんあたしよりも
髪を巻くのが上手だと思う。

中学の時から毎日こうしてもらってたから。





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