キス&チョコ10.ver

2/15 郁也



由夏が阿呆で良かったと屋上の鍵が開いてて思った

押し倒す勢いで由夏に抱きついた


「い」

「由夏、好きだ。好きだ」

「い、郁也……ホント?」

「嘘吐くわけないだろ?」

「い、いつから?」


由夏の震える声に抱きしめる手に力が入る

ちっとも抵抗しないってことは由夏も…?


「1年の時から」

「な、なんで……今更…」

「由夏との関係が終わるから」

「……チョコ…」

「あ?」


腕の力を緩めて由夏を俺に向かせた




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