保健室ノ秘メゴト
「言ったけど。確かに先生は言った、けど」
「うん」
「俺、以外に。先生のこういう時の顔見たり、先生に触った奴がいるってのが、すげぇ悔しい」
「……っ!」
馬鹿みたいだけど、と少し自嘲気味に相良くんは笑う。
「じゃあ教師になって三年間はなかったとしても。
先生は俺より年上だし、そういう関係を持った奴が今までにいるのは当たり前っつーか、…実際いるだろ?俺だって先生が初めてじゃねぇし」
ちゅ、と額にキスが落とされる。