だからこそ


嘘をついた

誠に嘘をついた


ごめんね…

本当は




ずっとそばに居たい



















家に帰る途中ふと思った


誠とは友達には戻れないんだろうな…


友達でも良いから繋がりを持っていたかった


あんな別れ方したら無理か…


そんなことを思いながら



迎えに来るだろう人の私の呼ぶ声を待っていた




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