だからこそ
*
ある日、いつも通り秘書として社長室にいた
雅也は会議中のため別室にいる
ある程度のやることを済ませたため暇だった
「何しようかな…」
そう呟いた時、もうすぐで会議が終わる時間だと気付き
雅也にコーヒーをいれることにした
そんな時ドアが叩かれた
「はい?」
私はコーヒーをいれていたため
ドアとは逆を向いていた
ガチャとドアが開くのと同時に
ドアのほうに振り向きながら
「今社長なら会議中です」
と話した
でも最後のほうは小さくて声になっていなかったかもしれない
だって目の前に誠が立っていたから…