だからこそ


見つめあっていると誰かの足音が聞こえてきた


雅也かも…


そう思った瞬間、ドアが開いた



「雅也…」

そう呟くと

雅也は誠と私を交互に見て

「どうしたの?」

と気にも止めていないように話した


そして

「末田くんは何の用なの?」

と自分の席に座りながら話した


誠は慌てながらも、

「次のプロジェクトが…」

とか喋っている


私は戸惑っていたがコーヒーのことを思いだし、コーヒーを淹れた



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