キミ色に染められて

「だって、忙しいのに週3日はお弁当作ってきてるじゃん。一人暮らしなのに。」


ああ、その事か。まあこれは…。


彼女からなんじゃね?と男子生徒が勝手な事を言い始めた。
何も言わず適当に笑う事にした。


彼女なんていない。


恋人にしたい人物ならいる。まさかその人物に弁当を作ってもらっていて……


その人物こそ、生徒達が尊敬してやまないQUEENなんだから。




< 123 / 150 >

この作品をシェア

pagetop