キミ色に染められて

寝言に嫉妬


いつものように洗った弁当箱を持って林家に向かう。


今日あったことをベラベラと俺は話す。相手は勿論、俺の可愛い生徒。


顔はこちらを向けてはいないが、ときたま、へえ。そう。などと絶妙なタイミングで相槌を打ってくれているところをみると無視されているわけではないので、調子に乗って色んな話をする。


だって聞いてもらいたいじゃないか。
俺の話を…ことを…


「五月蝿い」と一括されることはあるけれど。




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