キミ色に染められて

「先生、俺ね。リンが学校来なくなった理由知ってる。教えてやんねーけど。
だって、先生もリンの事好きでしょ?
ずっと好きだった。俺はKINGだからQUEENを守るのは当たり前でしょ?邪魔しないでね。」





先生【も】?


和也の言葉が頭から離れない。


あ…今日何曜日だったっけ?かてきょの日じゃねえか…。


一旦、家に帰って…荷物置いて…


傘いるかな…


一雨きそうだな。なんだから、俺の心みたいな雲が近付いてきていた。





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