キミ色に染められて

そういえば、この家はリンとリンの母親の物。もっとも、母親が家にいることは見たことないが。


思いっきり、元に戻した。


別に女の下着なんか初めてみたことではない。


そういう関係になれば、脱がせたり、もしくは太陽が上がる頃にベッドの下に落ちたりしているのだから。


そんなことで動揺しているのではなく、下着がピンクや水色の可愛らしいもので、以前リンに見せてもらった理事長の写真の人物には到底、つけていなさそうなものだったからだ。


『人は見かけによらない…か。』





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