キミ色に染められて

リンとバッチリ目が合ってしまった。


そして…俺の視線は落下していき、男にはない胸の膨らみへ…。


リンが少し間を置いて、視線の先に気づき、真っ赤な顔になった。


「い、いつから…?」


胸にタオルを押し付け、しゃがんでしまったリンは弱々しい声で尋ねた。


『え~と、あの…。か、髪拭いてるとこ…ノック忘れて……。
た、タオル借りにきた。きました!』






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