キミ色に染められて
lesson 3
馬乗り
「おっはよ――――♪」
朝から、加奈子の五月蝿い声が響いた。
『おぅ。』
軽く片手をあげ、これ以上話しかけないでくれ、とバリアをはったが、無視してバリアを壊された。
(空気よめ…。)
「なんか、お疲れ?
カテキョ、そんなに疲れるの?」
あの日から、妙にリンが気になる。
それは小さな好奇心から別の何かに…。
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馬乗り