キミ色に染められて


真っ黒な世界


誰かが背を向けて、足を広げ座っている。


何も纏っていないその肌は白く、背景の黒とは対照的だった。


ビクビクと小刻みに上下するカラダの下に、もう一人いそうな気配がした。


流石の俺も、行為事態には驚かない。



しかし、その黒髪と白い肌には見覚えがある。



「アナタも…する?」



舌をだして挑発するような顔で此方を振り向いた顔は…。




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