キミ色に染められて

起きたと思ったけれど、ただの寝言でスウスウと、寝息が聞こえた。


よかったと嬉しい半面、とんでもないことをしてしまった………。


荒れやすいという、リンに送ったものの味は、想像通りの味だった。




「あれ?僕、寝て…た?」


目をこすり、ボンヤリとした目で此方をみている。


『ちょっと意識とんでただけだよ。
採点終わったし、飯くいたい。今日のメニューは~?』




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