キミ色に染められて

『ほんと、有難う!』


「別に。
買い物のついでだし…。参考として聞くよ。今日のご飯……」


「一弥!時間おしてんだから!早く…………と、

この子が噂のリンって子?」


加奈子が俺達に割って入ってきたと思えば、上から下までリンを凝視している。


明らかに、不機嫌そうになったリン。


そりゃ、初対面の人にこんだけ見られたら、嫌にもなるわな。




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