キミ色に染められて

もう何度めの行為かわからない。唯一、違うのは眠っている姫を起こすような軽いものではなく、深いものだということ。


無理やり、口を開かせ、舌を絡める。


口内から漏れる唾液も気にせずに舐めまわすと、エロい音が部屋に響く。


握っていた拳が緩まっているのを確認すると、腰に腕をまわし、更に口づけを深くしていく。


ビクリと一瞬震わせたけれど、やめてなんかやらない。




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