SHINE and STAR
「────って出来ねぇー!!」
何回やっても何度イメージしても出来ねぇ!
ガガーン! やっぱり俺にはムリなのかー!
シンディ「ばっかやろーっ!」
「ぶはぁ!?」
シンディ「暴れないのっ。落ち着いてカードをよく見てみなさい。はい、刮目せよ!」
「あん? ……あ、絵柄がねぇ! 消えちまった!」
さっきまで描かれてた燃えるような炎の絵が、何もない、つまらないカードになっている。
……こ、壊れた? カードって壊れる物なのか?
シンディ「んもぅ、本当に何も知らないのね。それはただ“空になった”だけだよ」
「か、空になった? 何が?」
動揺する俺をよそに、気の毒そうに俺を見る(見下す)シンディ。
いつからピッグ……じゃなくてビッグになったんだ。
シンディ「あのね、カードに込められた魔力にも限りがあるの。そもそもカードっていうのは箱みたいなもので、魔力を中に入れてるだけなんだよ。だから、魔法を使うといつかなくなっちゃうの。うん、だから“空になる”ってわけだね」
何回やっても何度イメージしても出来ねぇ!
ガガーン! やっぱり俺にはムリなのかー!
シンディ「ばっかやろーっ!」
「ぶはぁ!?」
シンディ「暴れないのっ。落ち着いてカードをよく見てみなさい。はい、刮目せよ!」
「あん? ……あ、絵柄がねぇ! 消えちまった!」
さっきまで描かれてた燃えるような炎の絵が、何もない、つまらないカードになっている。
……こ、壊れた? カードって壊れる物なのか?
シンディ「んもぅ、本当に何も知らないのね。それはただ“空になった”だけだよ」
「か、空になった? 何が?」
動揺する俺をよそに、気の毒そうに俺を見る(見下す)シンディ。
いつからピッグ……じゃなくてビッグになったんだ。
シンディ「あのね、カードに込められた魔力にも限りがあるの。そもそもカードっていうのは箱みたいなもので、魔力を中に入れてるだけなんだよ。だから、魔法を使うといつかなくなっちゃうの。うん、だから“空になる”ってわけだね」