SHINE and STAR
アレイド「だからイメージ次第で魔法の状況が変わってくる。例えばさっきの『赤』のカードみたく、燃える・爆ぜるの2種類に別れたりってな。もっと分かりやすいのはこの『青』のカード。青と言えば水、ってコトで────ウォータースプラァァッシュ!!」
フィル「今の爆発音は一体!? テロリスト襲来でぶおはっ!?」
気の毒に。
爆発音を聞いてすごい勢い駆け付けたフィルはすごい勢いで扉を開け放ち、その直後に青の魔法によるすごい“洪水”の被害を受けた。
……ちょうどよかったと言わんばかりです。アレイドは何の迷いもなく、ヒーローみたく叫んでフィルに災害を与えましたとさ。
フィル「けほ、ごほっ、くっ……テロリストめ、新手の技術か……!?」
アレイド「ってな具合に水を出せるんだ。で、ちょっとイメージを変えてみると、」
ひょい、とフィルへ青いカードが首を向ける。
……するとびしょ濡れのフィルがみるみるうちに白くなっていく。……違う、よく見れば凍っているのが分かる。
フィル「さ、さむっ、寒い?」
アレイド「こうして温度を下げて凍らせるコトも出来る。ついでに────アーイスキューブ!」
トドメなのか、これまた魔法らしく詠唱してカードを振り上げた。すると氷の塊、もとい、アイスキューブ(直径およそ1.5m)がフィルの真上に完成。重力に従って真下に直下。
……どすん。
フィル「ぐえっ」
カエルを潰したような声とは、この声なのかもしれない。
あえなくフィルは『青の魔法』の下敷きとなった。
アレイド「とまぁ、こんな感じに水・氷をイメージ別に分けられるっつーワケだ」
スレッド「ふーむふむ。さすがまほー、便利であるな。ところでなにか、先のような叫びが魔法の使用に必要なのか?」
アレイド「いやキブン。イメージさえ出来りゃ別に黙ってでも魔法は使える。うん」
え? 気分なの?
フィル「あ、新手め……がく」
スレッド「おお、フィルよ、自ら望んで実験台になるとは! よく反省しているようだな!」
……かわいそうなフィル。
今はただ安らかにお眠り下さい。
フィル「今の爆発音は一体!? テロリスト襲来でぶおはっ!?」
気の毒に。
爆発音を聞いてすごい勢い駆け付けたフィルはすごい勢いで扉を開け放ち、その直後に青の魔法によるすごい“洪水”の被害を受けた。
……ちょうどよかったと言わんばかりです。アレイドは何の迷いもなく、ヒーローみたく叫んでフィルに災害を与えましたとさ。
フィル「けほ、ごほっ、くっ……テロリストめ、新手の技術か……!?」
アレイド「ってな具合に水を出せるんだ。で、ちょっとイメージを変えてみると、」
ひょい、とフィルへ青いカードが首を向ける。
……するとびしょ濡れのフィルがみるみるうちに白くなっていく。……違う、よく見れば凍っているのが分かる。
フィル「さ、さむっ、寒い?」
アレイド「こうして温度を下げて凍らせるコトも出来る。ついでに────アーイスキューブ!」
トドメなのか、これまた魔法らしく詠唱してカードを振り上げた。すると氷の塊、もとい、アイスキューブ(直径およそ1.5m)がフィルの真上に完成。重力に従って真下に直下。
……どすん。
フィル「ぐえっ」
カエルを潰したような声とは、この声なのかもしれない。
あえなくフィルは『青の魔法』の下敷きとなった。
アレイド「とまぁ、こんな感じに水・氷をイメージ別に分けられるっつーワケだ」
スレッド「ふーむふむ。さすがまほー、便利であるな。ところでなにか、先のような叫びが魔法の使用に必要なのか?」
アレイド「いやキブン。イメージさえ出来りゃ別に黙ってでも魔法は使える。うん」
え? 気分なの?
フィル「あ、新手め……がく」
スレッド「おお、フィルよ、自ら望んで実験台になるとは! よく反省しているようだな!」
……かわいそうなフィル。
今はただ安らかにお眠り下さい。