近くにいるキミ、遠いキミ(短編)





出来上がったネックレスは
家に着く頃にはしおれていて、
キミはいつも泣きべそをかいていた。



まだ小さいボクはそんなキミに
どんな対応をすればいいのか
さっぱり分からなかった。



ただ、キミの悲しむ顔は見たくない。




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