Fоrever~大切な人へ~
第一章

五月の月

やっと中学校生活に慣れてきた五月。


今日の空は五月晴れ。


気分がすがすがしい。


家を出たのは7:00ごろ。


いつもと変わらない長い通学路、いつもと変わらないつまらない授業。



あんなことを聞くまでは・・・



あの時、あんなにしつこく聞かなければこんな思いしなくてよかったのかもしれない。


でも、いつかは知ることになったと思う。

その時が早いか、遅いか・・・


それだけのちがいだった。

それでも私は遅いほうが良かったと、あとから後悔することになる。
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