Fоrever~大切な人へ~
そうだ!!

今日から雄の入ってる部活、サッカー部の朝練が始まるんだ。

きっと、それを見に行くためだろう。

『ほら、怜茄!早く行こう!』

私は珠紀亜にせかされながら、自転車をこぎ始めた。


私は、昨日悩んだ結果を珠紀亜に話した。

『珠紀亜、昨日の話だけど・・・私、珠紀亜に協力するわ』

『ほんと!!』

『うん、あたりまえじゃん。どうせ同じクラスだし、ちょーどいいじゃん』

自分でそう決めたんだ。

でもなぜか苦笑いになってしまった。

どうして・・・

あきらめたはずなのに・・・

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