Grand Sky
あたしは言われた事を理解するまで少し時間がかかった。
「は!?」
「こんなでけー家に一人だと寂しいだろ」
そうあたしは中学二年からこの家で一人で暮らしていた。
つか何でわかんの?
「寂しくない」
「まぁそう言うだろうと思ったけど」
あたしはホッとして小さくため息をついた。
「泊まってくから。最後まで人の話聞け」
「は!?それは無理」
「俺取り消し効かねーからさ」
はーめんどくさっ
もういいや
勝手にしろ。
あたしはこいつを残しコーラを一本取って上の部屋に行きベッドに倒れ込んだ。