メガネ男子に愛を捧ぐ




ぶらぶらととだらしなく伸ばされた水谷さんの腕をぱしんと軽く叩きました。


まったく、一応生物学上女でありながら、なんなんですかそのだらしのなさは。

隣の鈴木くんのほうがよっぽども女らしいです。ほら、彼今お裁縫してます。



「…あのー、ちょっと。ちょっとちょっと。

いんちょー。傷ついてる乙女に追い打ちかけないでくれませーん?」




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