メガネ男子に愛を捧ぐ



「ちなみに貴方の手作り品は、暫らく遠慮願いたいですね」



僕は、お腹の底から、沸々と込み上げるなにかを感じていました。


ちょ、食物部員!

特に水谷さんと同じグループだった奴!


なぜ彼女を止めなかったのですか。


あまりの衝撃にわなわなと震える僕に、水谷さんはありえない一言をもらしてくれました。



「それでも、他のグループよりも上手にできたんだよー」



大丈夫ですか、食物部員。


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