愛す



「そうだけど?」



平然と言う勇悟。



『…そ、そうだったん「「きゃー」」



突然周りの人たちが叫び出した。



「いよいよ拓の登場じゃんっ!


かっけぇー!」



――私たちは席についた。



―――前から2列目……







…流石抽選で当たっただけある。



唯一救いだったことは真ん中じゃなかったこと。



壁寄りの席だ。




――「――皆っ!


ようこそっ!」



ステージの上でマイクを持った人が叫んだ。



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