愛す





『…ご、ごめんね。勇悟。


私水着持って来てないんだ…泳ぐの苦手で…』



――皆には申し訳ないけど、今日は初めから水着を持って来るつもりはなかった…



水着だけは着たくない。



――傷は誰にも見せたくない。



――「そういうと思って…ジャジャジャジャーン!!」



っと言い桜は、鞄の中から赤と黒でヒラヒラのリボンが付いたビキニを取り出した。



『…それ、桜が着るの?』



――なんともセクシーな水着だ…



「違う、違う。」



『えっ?じゃあ、晃が着るの?』



――「てめぇ、どうして俺がこんなもん着なきゃなんねぇんだよっ!」



横から反論してきた晃。



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