愛す


『……あ』



――屋上に入って来た人たちには見覚えがあった。



「この間はどぉも」



この間、コンビニで私を殴ろうとした男たちだった。



おまけにこの間私にパンチを受け止められたヤツは金属バッドを手に持っている。



……こいつらは普通に女にも手をあげるのか?



っというか女パンダ軍団と知り合いだったのか…。



『で、あなたたちが私になんのようなんですか?』



「今回のターゲットはお前だよ」



『…ターゲット?』



「虐めのだよ」



その瞬間、金属バッドを私目掛けて振り下ろしてきた。




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