愛す



――「せーちゃん!」



教室に戻ると勇悟に叫ばれた。



「雷龍に入ってくれたの?」



慎からきいたのか。



『あ、うん。』



「慎、おめぇ、どんな手で刹那口説いたんだ?」



っと純平。



いちいち、エロトークに持っていかないでほしい…。



そのエロトークを無視している慎。



「お、俺は認めねぇぞ!」



今度は女嫌い晃。



そりゃあ、女の私が入ったら嫌だよね……



「晃もそのうち慣れるよ。」



さわやか葵のにっこりスマイル。



――私にもまた仲間が出来たんだ。



私を必要としてくれる



『――宜しくお願いします。』



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