愛す
――目の前には"ハゲ"っと落書きされたドア。
おそらくここが職員室なのだろう。
――ガラガラ
そっとドアを開けて中に入ると何人か先生と思える人たちが居た。
『あのぉ、今日からここでお世話になる佐々木と申しますが……』
とりあえず声をかけてみる。
「おっ、やっと来たか。佐々木」
コーヒー入れている先生に声をかけられた。
「今日からお前のクラスが来るクラスの担任の藤だ。」
藤(フジ)先生。
一言で言うとホスト……みたい
「言っておくが俺の第一職業はホストじゃねぇぞ。」
『ど、どうして私の考えていることが分かったんですか?』
もしや超能力者だったりして
「はぁ、いつも言われるからな」
――なんだ
超能力者ではないらしい。
…ん?
第一職業?ってことは
第二職業はホストなのかっ!!