君へ贈る愛の歌




『みゅう、心臓とまるかと思っただろ・・。今回ばかりはお仕置きが必要かな?』




本当に心配してくれてた。


ごめんね、かっちゃん。


一瞬でも信じなかったこと・・後悔した。


あたしはこれからかっちゃんのことを疑ったりしない。


こんなに心配かけさせたくないもん。




『ごめんね・・かっちゃん。』


『ん・・。もういいよ。みゅうが無事なら。』




かっちゃんは笑顔で言う。


どうして?


どうしてかっちゃんはいつも笑顔なの?


あたしがかっちゃんを信じなかったこと


どうして怒らないんだろう。




『ねぇ、かっちゃん。なんでかっちゃんはいつも笑顔なの?』


『ん?・・・だって、みゅうが笑うから。』








< 27 / 120 >

この作品をシェア

pagetop