君へ贈る愛の歌



みゅうと手を繋いで歩き出す。


毎日のことだけど、これがすごく幸せで、自然とニコニコしてしまう。


みゅうのちっちゃい手を包んでいいのは俺だけ。



「かっちゃん、どこ寄ってくの?」



身長差のせいで自然と上目遣いのみゅう。


もう本当に、キスしてしまいたい。



「か、かっちゃん?!」



あ、ごめんねみゅう。



「キスしたいなって思ったら勝手にしちゃってた、ごめんね?」


「べ、べべべ別にいいけど・・人に見られちゃったら恥ずかしいよ・・・」



みゅうの顔真っ赤だなぁ。


おいしそう。


食べてしまいたい。


っといけないいけない。


ここは外だったね。






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