、ほんとは好きだよ…
船に乗ったあと、光たちと合流して、しばらく四人で回った。

そんなに激しくないジェットコースターにいくつか乗ったけれど、徹平は全く平然としていたので、先ほど絶叫系に乗らなかったのは苦手だったからではないだろう、と思った。

楽しかった。
誠二君は優しい人で、私や光が疲れたような顔をするとすぐ、『休憩しようか』と声を掛けてくれた。

「夜のライトアップすると綺麗みたいよ、ここの遊園地。」

「へぇ~!!みたいねっ!」

ライトアップか……。
イルミネーションみながら告白されたら光、喜ぶだろうな~。
頑張れ誠二君!
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