、ほんとは好きだよ…
観覧車はとっても混んでいた……クリスマスだもんね。

なんとか順番がまわってきて、観覧車に乗り込む。

やっぱり上からみる遊園地はすごく綺麗で、キラキラ輝いていた。

「……素敵。また、来たいね。」

徹平と一緒にまたみたい。
そう思えた。




「優姫、焦らなくていいからな。」

「……何が?」

「俺の気持ちに早く応えようと焦る必要はないから。気長に、何年だって待つ気でいるからな?俺。」

「……うん。」



ねぇ、徹平?

私が、もっと早くあなたを受け入れられたら。

私達の未来は繋がっていたかもしれないね……。





< 144 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop