、ほんとは好きだよ…
「やっときたわね!徹平。……あら?あなた今朝の子?」
放課後、徹平に部活見学させてもらうために道場へ。
秋先輩が私をみて首を傾げる。
「入部希望者ですよ。先輩。」
「えー!?マネージャーとして?」
「いえ、出来れば、やる方で。」
「……そう。じゃあ徹平目当てってわけじゃないのね。……いいわ。でも、うちには女の子はあとマネージャーの私しかいないんだけど、いいの?」
「……はい。」
「じゃ、とりあえず今日は見学していくといいわ。今入部届け持ってくるわ!」