、ほんとは好きだよ…

「徹平!はいっお茶買っておいたわよ。」

「秋先輩、いつもありがとうございます!」

「いいのよ、マネージャーの仕事のうちだもの!」

徹平が秋先輩とにこやかに話している。



最近の徹平はやけに愛想がいい。



「なんかあった?やけに爽やかじゃない?最近のあいつ。」

誠二君も不思議そうだ。

「さぁ?関係ないもの。」

「反町さん……。」

可愛げないのはわかってるけど!

徹平が他の女の子と話してるとムカムカするんだもの!



わかってる。
私にはそれをやめてくれなんて言う資格すらない。

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